さて、とりあえず航空券をとるぞ、と気合を入れつつ google で検索をはじめた私。まずは「海外 航空券 格安」とか 「成田 ストックホルム 航空券」なんていうキーワードで検索していました。そうしているうちに、いくつか航空券の検索しやすいサイトに出会いました。その中で一番利用していたのが Google Flight です。他にも Skyscanner なんかも使っていましたが、結局は Google Flight で見つけました。Google Flight はすべての航空会社を網羅しているかどうかはわからないので、その点も留意しておいてください。それで、長くなりそうなので最初に私の学んだポイントを書いておきます。それは、
「片道」で検索するよりも「往復」で検索した方が安いチケットがあるかも
今回の初めての海外旅行では、この最初の成田→キルナ間の航空券を買うまでが一番時間がかかりました。はじめが決まってしまえば後はそれに合わせていくだけなので、当たり前といえば当たり前なのですが、これがどうしてなかなか、すんなりとは決まりませんでした。なぜ決まらなかったかといえば次の点があげられます。
- 高い、とにかく高い
- 長い、とにかく移動時間が長い
主にはこの2点です。まず、成田からキルナまで移動するには、飛行機の便がかなり限られてくること。その中で比較的安いチケットになると、乗り継ぎ(トランジット)の時間が長く、目的地までの時間が長くなる。それじゃあと乗り継ぎ時間を少なく、飛行時間を短くしようとすればそれだけチケット代も高くなる。結局は妥協するしかないんだけど、どこに妥協点を見いだせばいいのか。成田発の時刻もあまり無理ある時刻にはしたくないし、キルナに到着する時刻が遅ければ、向こうのホテルのチェックインがスムーズにできるのかの心配も出てくる(チェックイン可能時間を過ぎたら最悪だ)。
こうなる理由としては、キルナまでの航空機はストックホルムからしか出ていない(オーロラ鑑賞ツアー用にキルナ直行便が飛ぶことがあるようですが、そういうのは一般的ではないようなのでここでは割愛します)。そしてストックホルムまでの直行便も基本的にはない、つまりどこかの空港でストックホルム行きに乗り継がないといけないということ。航空券を検索するうちにそのことがわかりました。
そこでまずは、1日目で(ここでは時差のことは考えずに1日とします)キルナまで移動するのを諦めて、とりあえずストックホルムまで行き、空港近くのホテルに一泊して翌日にキルナへ向かおう、そう決めました。そうすれば飛行機の到着時間が遅れても、まあ乗れないとか、ホテルのチェックインの最終チェックインの時間に間に合わないというトラブルが起きたとしても、何とか対処できる問題で済むだろう。
そう決まれば最初にとるべきチケットは成田→ストックホルムです。この片道のチケットを検索かけました。そうすると、キルナまで含めて検索するよりは多くの航空券が検索結果に上がってきました。そうここは大事なんですけど、検索条件を変えると、キルナに向かうこと前提で検索するよりも多くの候補が上がるような気がします。この辺は東京で電車を検索するのと同じ感じで捉えていいのかもしれません。目的地が遠くなってくると、つまり経由地の選択肢が多くなってしまうと、比較的効率的な経路に限定されてしまって、検索結果に上がってこないフライトもあるようなのです。それなので、検索するときは色々と条件を変えて検索してみると良いと思います。
ストックホルムまでの片道のチケットを検索すると、まずまず安く、乗り継ぎもそんなに待たなくていいものが幾つかありました。その中で最初に候補にしていたのが アエロフロート・ロシア航空 のあるフライトでした。
とりあえず行きの航空券の候補を決まったので、帰りの航空券も検索しました。帰りはストックホルム→成田なので発着を入れ替え、日付を指定し検索。そうして上がってきた中の最安値とさほど変わらない金額で アエロフロート・ロシア航空 のフライトがあったので、同じ航空会社のほうが勝手がわかっていいだろうと考えてこのフライトを候補にすることにしました。その後、この航空券でいいか Google Flight の検索画面を示しながら妻に相談している時に、「片道」と「往復」をクリック一つで切り替えられることに気づき、往復で検索してみると・・・。
ちょっと長くなってしまったので今回の記事はここまで、次の記事である
東京/成田からスウェーデン/ストックホルムの航空券をJTBでとる2
に続けます。
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