森の墓地 in ストックホルム

北欧旅行

さて、ストックホルムでの私の行きたい場所リクエストの二箇所めは通称「森の墓地」です。正式には「スコーグスシュルコゴーデン」(これはグーグル検索で出てきたので、日本語で発音するとおそらくこうなるのだと思います)と言うらしいですが、私にはただひたすらに「森の墓地」という認識でした。しかしそれは、実際に行くまでのこと。行ってみたらそこは森というよりは・・・。

目次

DROP COFFEEのこと

森の墓地を紹介する前に、妻の行きたい場所として連れて行かれた「DROP COFFEE」の紹介を。ドロップコーヒーは現在の中心街ではなく、いわゆる旧市街の方に位置しています。

dropcoffee 2016年末の冬です

ここで妻より先に店に入ったもんだから、何にしようか選んでいるフリをしていたら、何やら店員に話しかけられます。おそらく「豆の種類を選んでもらって、それから大きさですね」みたいなことなんだと思うのですが、もちろん聞き取ることができません。というわけで、というわけで、カウンターの上に掲示されているメニューを眺めながら目についた商品名を告げたのでした。とりあえずはそれで注文することはできました。セルフサービスになっていたような気がしますが、記憶は曖昧です。あと覚えていることといえば、外に面した席に座ったので外の様子が見えてよかったのと、WiFiが繋がるんだけどパスワードがわからないんで店名を入れたら使えたたこと、トイレのドアの立て付けが悪くてガチャガチャやってたら中に入っている人がいて申し訳ない気分になったことくらいですかね。dropcoffeeですが、豆も売ってますし、比較的入りやすい雰囲気のカフェなのでオススメです。

クリスマスシーズンだったので窓際のキャンドルが綺麗でした

で森の墓地。私は墓地がまあまあ好きなのですが、なぜ好きかといえば静かだからです。その静けさというのは、ただ音がないということもあるけれど、それだけでなくメンタル的な静寂を感じることができる、というのが好きな理由ですが、かと行ってそう頻繁に墓地に行っているわけではないですね。もっと墓地に行って、先祖の墓参りくらいは行っておかないとですね。

森の墓地へはストックホルム中央駅から地下鉄に乗って行きました。地下鉄に乗る際に何かに手こずったような気がするんですが、それがなんだか思い出せないんです。確か、チケットの料金がエリアごとに分かれている感じで、その料金設定がわかりにくかったんじゃなかったかなあとと思って調べて見ると、どうやら今は違う料金体制に移行したようです。

森の墓地スコーグスシュルコゴーデンへ

最寄駅は地下鉄skogskyrkogården駅。

ホームは地上にありました

目の前が森の墓地ですが、出入り口までは少し歩きます。駅を出て驚いたのが路上にある雪の量。都心部はマメに除雪されているのか、路上で歩行に困るような雪は一切ありませんでした。しかし、ここ森の墓地周辺は雪がすごい。それも、関東などではおなじみのグショグショの湿気を含んだというか、溶けかかったというか、そういう残雪で路上が覆われています。なので、足元の装備はかなりしっかりしたものでないといけません。

雪も降ってたかもです。路上はずっとこんな感じ。

私たちはキルナへ行く前提で用意していたソレルのブーツを履いていたので特に問題ありませんでした。

そのソレルのブーツだと、ストックホルムの街中ではやっぱりオーバースペックなんですよね。どうしても蒸れる。難しいところです。ですが、もし選ぶ時に注意していただきたい部分があります。私たち夫婦はソレルのブーツの「パック ナイロン」というモデルのものが安めだったので購入したのですが、「カリブー」の方がよかったのかもしれないと思いました。それは、靴底の形状の違いにあります。その辺りは別の記事で詳しく書こうと思います。

スコーグスシュルコゴーデン駅から歩いてスコーグスシュルコゴーデンに到着

スコーグスシュルコゴーデンというのが、日本語にすると森の墓地ということなので、こうなりますよね。で、到着しました。

右奥の方から入ってきて、開けた空間に出るところだったような…

 

中にある丘では子どもたちが遊んでました

森の墓地。まさにその言葉そのものでした。

森の墓地は非常に広く、中はバス停もありましたが、この時期(12月中旬)であるせいなのかバスが通っている軽輩はありませんでした。また森の奥には教会やビジターセンターがあったのですが、閉まってました。記憶が定かでないのですが、この時期は営業してないような旨の張り紙がしてあったような…。このビジターセンターで一休みしようと考えていたので、これには困ってしまいましたが、仕方ないです。今はどうなんでしょうか。

徒歩でぐるっと森を一回りして、森の墓地を後にしました。最後に写真を一枚。

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