英語の勉強を始めて三ヶ月経過してのまとめ

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三ヶ月英語学習してきてのまとめ

初めての海外旅行で、英語力のなさを痛感したことをきっかけとして英語の勉強を始めた私ですが、ここまで通算でおよそ三ヶ月経過したので一度まとめてみたいと思います。

まず私のスペックのおさらいから

年齢:アラフォー。
英語歴:中高大。中堅レベルの私大卒業。高校時代は単位を落とさないことだけが目標だったので、まともに授業を聞かず、大学受験のためだけに勉強した感じ。なので、当時はあまり必要ではなかったリスニングに関してはほとんど勉強していないし、それ以降もほとんどやっていない。大学時の英語の授業は1年時に必修だったものを受けたのみで、しかも単位を取る程度にしか勉強していない。今から10年ほど前に洋書を一冊読むも、強引に読みきってそれっきり英語からは遠ざかっている。

こんなスペックの私が今回英語の勉強を始めて三ヶ月、いろいろとやってみましたが、その手応えと反省について書いていきたいと思います。やってきたことは大きく分けて四つありました。

  1. 音読筆写
  2. シャドーイング
  3. 英語の記事を読む
  4. ブログで英語の記事を書く

この四つそれぞれについての自分なりの見解と、今後の学習の進め方どうするのかについて書いていきたいと思います

1、音読筆写(ディクテーションとは違うみたいです)

今回英語の勉強を始めるあたっては、この音読筆写から始めました。似たものでディクテーションというものがありますが、この二つは厳密には異なるようです。

<音読筆写>
漢字の通りで、自分で英文を読み上げながら英文を書き上げる。はじめは英文を見ながら繰り返し、それを英文を見ないでもできるくらいまで続ける。

<ディクテーション>
読み上げられた音声を聞き取り、それを文字で書き写していく。

今回私が英語の勉強を始めるのに使ったテキスト『ぜったい音読 続標準編』では、この二つを組み合わせたような感じで進めることを推奨していまして、おおむねその通りにやりました。それは、テキスト見ずにCDの音声を聞く・音声を聞きながら同時にテキストを読み上げる・テキスト精読して意味の理解・テキスト見ながら音読・音読しながら書き写す(書写す時にテキストを見なくてもできるくらいになるまで)・最後にテキスト見ずに音声聴く、という流れのもの。なのでこのテキストで推奨している「音読筆写」には少しディクテーションの要素が入っているといった感じでしょうか。

今回このテキストで英語学習を始めて良かったと思います。まず何が一番良かったかというと、効果のほどはさておきやった感が得られるということ。だいたいやったものがどのくらい効果があったかなんてやってみて結果が出ないとわからないので、学習を続けていく中で重要なのが英語学習をやっているぞ!という感覚だったりするのではないでしょうか。そしてこれまた重要なのは、この音読筆写は比較的自分のペースで進めやすいということ。これがディクテーションであると、聴いた英文を書き取っていくということですから、まず英文についていかなくてはいけないですし、文字を書くという行為はかなり時間のかかる行為です。なので、ディクテーションは速記能力も求められますし、いろんな面で上級者向けなのではないでしょうか。もちろん、そのあたりのやり方を、ワンセンテンスずつ区切ってやったりするという工夫で自分なりのやり方にアレンジできるのかもしれませんが、最初は難しいことを考えずにやれるものがいいと思います。工夫し始めるのはそのあと、自分に何が足りないか細かいところに気づき始めてからでいい、そう思います。

あとはこの音読筆写を一つの文章に対してどのくらいやるかですよね。このテキストだと、5、6回やるこことを進めていますが、そのくらいやるとには飽きてしまうんですよね。その辺は自分で考えて決めていけばいいのではないでしょうか。私の場合は3週やったあとに、同じテキストのままを音読筆写からシャドーイングに切り替えてやりました。

 

2、シャドーイング

<シャドーイング>
聴いた音声を、すぐさま追いかけるようにして真似をしながら音読していくもの。

シャドーイング、私には良かったです。ですが、ものすごく難しく感じました。これはある程度英語に慣れている人がやるものだと思います。音声を聞いても、何を言っているのかちゃんと聞き取れないんです。

今回私がシャドーイングに使ったテキストは、音読筆写を3周回したテキストでした。そのくらいに刷り込まれている英文であってもなかなかシャドーイングすることができませんでした。これにはもちろん大きな個人差があると思います。私は、全くと言って良いほどうまく出来ませんでした。頭の中では発声できてるんですけど、いざ実際に口に出すと全然でいないんですよね。これっておそらく、私と同じ位の年代以上の人が苦手とするところなんじゃないかと思います。この発声とリスニング。どうしてかといえば、中学・高校と受けてきた英語教育のカリキュラムの中で、その2つの比重が大きくなかったことにあると思われます。なので、大学受験の時にも、その対策をほとんど必要とされませんでした

そのためシャドーイングをやるには私の中にはその基礎が足りていないというのが、今の正直な感想であり、シャドーイングをやる前に身につけなければいけないものがあるというのが今の時点での考えです。

3、1日1つ英語の記事を読む

これは、結局やれていないです。やはり時間が取れない。通勤途中は主にリスニングに当てていますし、電車の中で記事を見ようにもそこまで集中力が続かないんですよね。やはり通勤途中は適度に力を抜いていたいものですよね。家に帰ってきてからは、英語の勉強の時間はほとんど取れないです。

ということで、この「1日1英字記事を読む」に関しては、効果のほどはわかりません。ある程度英語力がついてからそれを維持するにはいいのかもしれません。それにまだまだ英語力に乏しい自分には、必要な英単語や構文解説の載っているテキストを使って英文を読んだほうがいいのではないかと思いました。もちろんその時間もないのでやる予定は今の所ありません。

4、ブログで英語記事を書く

このブログを始めたきっかけの一つが、私の住んでいる練馬区についての情報を英語で発信して、情報を利用してもらおうというものがありました。今は英語と日本語のサイトで分離してやっています。

リンク:http://downandpotato.com

実は英語で記事を書いているというよりも、日本語で書いた記事をgoogle翻訳を使って英語に訳しているといった感じで、「自分で英作文している」とは言えないかもしれません。がしかし、そうであってもかなり効果があるように感じます。いや、効果のほどはわからないのですが、それなりに頭を使っている実感があるので、おそらく良い効果があるのだと思います。

どんな感じで英語の記事を書いているのかというと、まず日本語で一通り記事を書きます。書き終えた後、センテンスごとに区切ってgoogle翻訳に貼り付けて、英文に直します。そしてもちろんそれをそのまま貼り付けるのではなく、意味として間違っていないか日本語に訳して確認します。細かいニュアンスを含めたければ、別の表現がないか検索したり、辞書を引いたりして調べます。それから、なるべくコピペせずに英文をタイプします。

こんな感じで書いているので、時間もかなりかかります。なので記事もあまり書けません(ネタがあまりないということもありますが)。ですが、思っている以上に頭を使っているみたいで、これをやるとかなりの疲労を感じます。ただ難点は、正確な文法や微妙なニュアンスが表現できているのか確認できないということですね。英語に慣れるということで、割り切ってやることが良いのかもしれません。

 

私に良さそうな初心者英語勉強法のポイント〜リスニングを中心に〜

今の自分の英語力を把握する

三ヶ月やってわかったのは、まず自分の英語力をしっかり確認するということですね。実際学習を始めてみると、自分自身の英語力のに対する認識が甘かったなと思います。というよりも自分の英語力は10年以上前のままで止まり、さらにそこから退化しているわけだけど、英語力の測り方というのは、その10年以上の中で進化して今に至るわけです。なので記憶のままに自分の英語力がこんなもんだろうと思い込んで英語の勉強を始めると、大きなギャップの中で失敗することになると思います。

英語の勉強を始める前に、「自分の英語力を測る」を最初にすることが必要かもしれません。テキストを立ち読みしたりして、自分に相応しいテキストを見つける必要があります。そのためには目的を見誤らないこと。たとえば私はそこそこ「英文を読む」ことはできます。だから自分がある程度読める英文は物足りない気がしてしまい、さらに少し上のレベルをテキストを用意したくなります。が、ここで立ち止まって考えてなければいけないのは、私は何もリーディング能力を高めたいわけではないんです。読む・聴く・書く・話すの4つを、同レベルで日常的に使えるようになりたいということなんです。そのためにはこの4つの要素それぞれが、どうレベルで高まっていかなければいけないと思うわけです。

目的を明確にする

そう、私が英語の勉強を始めたのは「普通に使えるようになりたい」ということが理由でした。読解力だけが高くても意味がないのです。読む・聴く・書く・話すの4つの要素どれもがそれこそ「普通」でなければいけないのです。そして、自分に最も足りないのは、「聴く・話す」でした。この2つを中心にやっていかないことには到底「普通」にはたどり着けないはずです。しかし問題があって、日常の中で、あるいは英会話学校などの環境を作ることによって「聴く・話す」機会を作ることができないということでした。時間も予算も限られています。その中でどうやってやっていくか。

工夫する

最終的には工夫してやるしかないと思います。特に時間がないので、もう隙間時間を使ってやれることをやるしかないのです。

ということで今私は、英語の勉強を以下のような感じでやっています。使っているテキストはZ会の『速読速聴・英単語 Daily1500』。これのCDの音声をスマホに入れてあります。

ただこの『速読速聴シリーズ』はレベルがたくさんあって、もう一つやさしい『Basic2000』でもよかったかなと思っています。

  • 駅までの出勤中、新しい1つのチャプターの音声を聞いて、なんとか聞き取ろうとする。
  • 駅について電車を待っている間〜電車の中でテキストを開いてそのチャプターの英文・タンゴの意味を確認。
  • 可能な限り、テキストを見ながら音声を聞く。周りの迷惑にならない程度につぶやきながら。
  • 帰りは上記の逆バージョン。

駅と会社は近いので、駅についたら終わりにする感じです。これでだいたい1日2チャプターできて、2時間くらいの勉強時間が取れている感じです。音読の時間をほとんどとれていないのが気になるところですが、休みの日にやるときはなるべく声に出してやっています。

英語の音声を、自然と聞き取れるようになるまで概ね500時間くらい必要だと何かで読みました。このペースで行くと8ヶ月かかるのかぁ。。。先は長そうですが、この勉強法が自分には無理せずできるペースなので、これで続けていきたいと思います。無理せず続けられるというのが重要だと思います。

 

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