目次
キャンプリパンからキルナを楽しむ
キャンプリパンの紹介
前回はストックホルムからキルナに到着、滞在するホテル「キャンプ・リパン」に到着するところまで書きました。
【Expedia Japan】スウェーデン・キルナのホテルキャンプリパンを見る
さて、部屋は二人用の部屋で、ベッドが2つ、机が1つ、テーブルが1つ、テレビが1つ、ポットが1つといったところでしょうか。下の写真のような感じで、右下にベッドが写っているのと左の奥にもう一つベッドがあります。手前に椅子の背もたれが少し写っていますがその前にポットとテレビの載った机があります。窓の下に温水が流れて暖房するシステムが備え付けてあるようで、機密性が高いことも相まって、非常に暖かかったです。外観は寒そうなんですけどね。バスルームはもちろん湯船はありません。綺麗でしたよ。照明は暖色系のライトのみで、全部つけても暗く感じる人もいるかもしれません。うちの奥さんは明るさが足りないと嘆いていました。私は暗めの照明のほうが好きなので良かったです。二人用の部屋は他のタイプのものもあるようです。ベッドは通常のシングルベッドよりも少し小さく感じました。
キャンプリパンのいいところは、なんといっても自分の家のように過ごせるということですね。ドアを開けるとそこはすぐ外なので自宅から外出するような気分で過ごせるため、非常にリラックスできます。遮音性ですが、おそらくコンクリートの特性なのだと思いますが、テーブルとかベッドを引きずる音や雪を払ったりするために床をトントンしたりする音は響きますが、声が聞こえるようなことはなかったです。
場所はここ
地図を示されたところでわからないかもしれませんが、キルナの街の中心までは徒歩で行けます。が、坂を上ったところにあるので中心からキャリーバッグを引きずって歩いてくるのはなかなか厳しいと思います。夏場なら問題ないかな。冬は道が雪で埋もれているのでタクシーで行くのがいいでしょう。
アクティビティ
私たちはアクティビティには何1つ参加しなかったので特に何も書けないのですが、もし参加したいアクティビティがあるようでしたレセプションで受付しているようです。レセプションのある建物に行くと、アクティビティのスケジュールが貼ってありました。
朝食と自分たちで用意したご飯
朝食はレセプションのある建物のレストランでハム・チーズ・ヨーグルト・パンがメインであって、その他にも色々とある感じでした。ハムにはトナカイ肉もありましたよ。美味しかったですが、やっぱり飽きてしまいます。
そこで、スーパーマーケットのICAでサラダ野菜を買ってきてそれを貪り食べてました。日本にもよくあるような、カットされて袋詰めされているやつです。種類はやっぱり少なかったのですが、サラダホウレンソウみたいなのが美味しくてそれをよく食べてました。あとは日本から持って行ったレトルト・インスタント食品ですね。外食は高いので。。
キルナの街
上の地図はツーリストインフォメーションでもらった地図です。「i」のマークのところがインフォメーションセンターのある場所です。建物の一階にありました。ここがちょっとわかりにくくて探すのに少し苦労しました。それからキャンプリパンの位置は地図の上の方にある「㉕」のところです。インフォメーションセンターから歩いて15分くらいでしょうか。赤い四角で記してる二箇所にICAというスーパーマーケット、それから青い丸印のところにsystembolagetという名の酒屋があると思いますが、間違っているかもしれませんのでgoogle map 等で確認してください。
それぞれ営業時間がどうだったか忘れてしまったのですが、ICAは8時まではやっていたと思います。酒屋に関しては日曜祝日は定休、土曜は10時から15時、平日は10時から18時だったと思います。お酒に関しては、日本がゆるすぎるのだと思いますが、スーパーで売っているのはアルコール度数が3.5%以下のもののみで、それ以外のお酒はこのsystembolagetでないと買えません。
商品の会計の仕方
ざっくりですけど、
- レジに並ぶ
- 前の人の分の計算が始まってベルトコンベアにスペースができたら、区切り用の棒を置いてカゴから商品を出してベルトコンベアの上に並べて、最後に区切り用の棒を置いて待つ。
- 前の人の会計が済んだらレジの人がベルトコンベアを動かしながら計算してくれる
- 計算終わると袋が欲しいか、支払い方法は何か聞かれる(聞かれているのだと思う)のでカードかキャッシュかを伝える。
- カードの場合は機械に自分で差し込んでピンコード入力してエンターを押す。
- 現金の場合は、コインは自分で入れて、紙幣はレジの人に渡す。
- レシート必要か聞かれるのでとりあえずもらっておく。
- 自分で袋に詰めて店を出る
こんな感じの流れです。袋はレジの下に自分でとるようにセットしてある場合もあるようです。言葉は何を言っているのか全くわからないので、すべて推測なのですがこんな感じで行けると思います。買い物はほぼすべてカードで支払いましたが、自分で差し込んでピンコードを入力して決済完了というシステムは本当に楽でした。
キルナの天候と服装
私たちは運良く初日にオーロラを見ることができました。あまり大きくはなかったですが、だんだんと移動していって、最後は部屋の窓から見えました。このように晴れればオーロラは見えるようですが、晴れていると言っても薄い雲がかかっていたりで見えないことが多いようです。私たちは12月上旬に訪れたのですが、この時期は天候が安定しない日も多いようで、見れないことも覚悟しておいたほうが良いようです。
部屋の前からも見えることもあるようですが照明の光が強いので、敷地内の少し歩いたところにあるオーロラを鑑賞できる広場まで移動するのがオススメです。チェックインの際にキャンプリパンの敷地内地図を貰えるのでそれを見ていきましょう。
初日以外はずっと雪だったのですが、雪の質がまさにパウダースノーで、雪球を作ろうとしても固まらずに崩れてしまうんですよね。その辺に積もった雪を足で蹴れば埃のように舞い上がります。冬に行くのであれば雪景色を楽しんでほしいです。
準備編でも書いたのですが、服装については基本がしっかりできていれば問題ないと思います。アクティビティに参加するとある程度体を動かすことになり、必ずや汗を掻くことになるだろうから、しっかりと対応した服装をしなければならないと思いますが、そうでなければ準備編で書いた通りの服装で問題ないと思います。
キルナで行ったお店の紹介
キルナで基本的に部屋でゆっくりと過ごしていたのであまり外出もしていないのですが、ひとつぐらい行ったところを紹介しようと思います。
ちなみにキルナは小さな町ですが、日本の地方の小さな町のような寂れた様子もなく、財政が苦しい雰囲気は感じませんでした。確かH&Mもあったような気がするし、お店もそこそこあって、観光地だからなのかもしれませんがきれいな町でした。
さて私たちが外出していった数少ないお店の1つが「CAFE SAFARI」です。町の中心であるCENTRUM近くにあるこちらのお店で、ご飯を食べたのですが、美味しかったです。
佇まいはこんな感じでお客も少なそうな感じがしますが、中に入って結構混んでいてびっくりしました。奥行きがあるのと、二階にも座席があります。さて、お店に入ったはいいのですが、システムがわからない。先に注文なのか、座席をとってきていいのか。普通に考えたら食事できないので座席を確保していいに決まっているのですが。で、店に入って案内されるわけでもなかったのでまごまごして意を決して出てきた英語がこんな感じ。
Can i take seats before order? (うろおぼえです)
こんなことを言ったら、お店のおにいちゃんが全てを理解したように英語のメニューを手渡してくれて、何やら説明せてくれたのですが、「とりあえず席について、このメニューを見て選んで決まったらこのレジに来て頼んでくれ」というようなことだったと思います。うん、店員の方、優しかったです。スウェーデンの人は優しいです。ということで無事に座席を確保し、注文することができたのでした。
とりあえず何か伝えようと言葉を発することが大事ですね。
注文したのはこちらの2品。
こんな感じで、カフェに行ったり散歩したりとキルナ滞在中はゆったりと過ごしていました。
キルナからナルヴィクへ向けて出発
キルナの後にして、電車でナルヴィクに向かいます。電車のチケットはホテルの部屋でオンラインで購入しました。購入後送られてくるEチケットを乗車後に検札の方に見せればオッケーです。一人1800円くらいだったと思います。購入方法はこちらです。
乗車するときに車掌さんに声かけて購入することもできるようですが、先にオンラインで購入しておいた方が簡単なんじゃないかと思います。
それからホテルから駅までのタクシーの手配。ホテルのフロントでタクシーをお願いすると「ホテルの送迎もあるけどどちらがいい?」って聞かれたのでホテルの送迎車をお願いすることにしました。料金はどちらも大して変わらないとのことでした。時間は15分くらいで着いたと思います。余裕を見て駅まで送ってもらいました。二人で200SEKだったと思います。
キルナ駅は二階建ての建物の二階が待合室になっていて、駅員や改札はありません。スウェーデンの鉄道には改札はないのだと思います。ストックホルムもそうでしたし。
車内はガラガラでした。ただし、夏はかなり混雑するようなので、早めに予約しないとチケットが取れないかもしれません。自由席みたいなのがあるのかなぁ。
フィヨルドの雄大な景色を眺めながらキルナを後に、ナルヴィクへ向かいました。
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