英語の勉強をはじめる

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北欧旅行をきっかけに英語の勉強を始め、帰国後の現在も継続しています。まだまだ使えるほどには身についていないですが、日常会話程度であれば難なくこなせることを目標にしつつ、その過程を記事にして行きたいと思います。英語学習の参考にしてもらえれば幸いです。まず、私のスペックから詳しく。

年齢:アラフォー

学歴:文系大卒

toeic:大学入学時に受けたけど、何点だったか覚えていない。

自己診断英語力:リーディングはそこそこできると思っている。けど、英単語もだいぶ忘れているだろうし(北欧旅行中に痛感)、リスニングは全くといっていいほどできない。もちろん簡単な言葉、’I don’t know’ とかそんな程度のものであれば聞き取れるけど、発話は全くできない。現在、日常的に英語を使うような場面はない。

今回の英語学習を始める前の私の英語力とはこんなもんだ。というか、英語を使う場面がなさすぎて、自分の能力を計れない。10年ほど前に村上春樹著の英訳本『kafka on the shore』を読んだけど、がりがりと強引に読むという行為をしたまでで、読み込むことはできていなかったと思う、そんな程度です。

初めての海外旅行に行くにあたって、海外旅行会話の本を二冊ほど購入して気になるところ、空港やホテルで使えそうなものを覚えました。その一方で、海外旅行で終わってしまう英語でなくて、今後も継続して身につくように英語の勉強をしたいと思い次の一冊を購入しました。

どの本がいいのか検討した結果、評価が高いことと継続できそうな気がしたのでこの本に決めたのですが、どうして継続できそうだと感じたかというと、難しいことを考えずにトレーニングをこなせば良さそうだったからです。もちろん、そのトレーニングを続けることが、英会話を身につけることにどれほどの効果があるのかはやってみないとわかりません。ただ、細かいことを気にせずに継続できればそれだけ英語に触れていることになるわけですし、とりあえずは続けられるものを、ということでこの本に決めました。なにしろ評価が高いですし。

こちらの本はとても薄く、手にした時はこの厚みで効果が出るのか? と心配に思うかもしれません。12のLESSONは英文と英単語の日本語訳が載っているのみで、英文に対応した日本語訳は巻末に大意要約が載っているのみです。付属しているCDにも英文の音声しか収録されていません。つまり、もし日本語訳が必要であるならば、自分で作る必要がありますし、むしろ日本語訳は必要ないということなのかもしれません。それを感じさせる説明が、この本の冒頭およそ40Pを費やしてなされています。

この本で強調しているのは、わかる英語を使える英語にすること、つまり英語回路を作るということです。ある程度の基礎英語力は必要とされるのですが、それぞれのレベルに合わせて、入門編、続入門編、標準編、続標準編、挑戦編、続挑戦編に分かれているので、自分の英語力にあったものを選ぶことができます。高校英語程度のレベルがあるのであれば、標準編か続標準編から始めれば良いのではないかと思います。ちなみに、続標準編の英文は中学校三年生の教科書レベルのものになっています。また「続」とついているものの方が新しいので、そちらからはじめてしまって構わないようです。

この本での学習の進め方は以下のようになります。

  • 付属のCDを聞きながら内容を推測する 1回
  • CDを聞きながら音読する 1回
  • テキストを精読し内容を理科する 1回
  • 自力で音読する 3回
  • 音読筆写する 3回
  • CDを聞きながら内容を推測する 1回

出典 : 英会話・ぜったい・音読 続標準編

この上記のトレーニングを12レッスンで一周とし、全部で6周回すのが推奨されています。二ヶ月間で6周ということなのですが、私は約一ヶ月で3周回しました。ただその一ヶ月というのは通算での一ヶ月であって、途中二週間ほど北欧旅行へ行ってましたので、その間は全くやっておりませんでした。

で、実際三回転したところでの感想ですが、正直よくわかりません。力がついたような、それほど変わらないような。。。ただ、英語に接するという点では非常に有意義であることには間違いありません。そしてもちろん、このテキストの中にある英語に関しては聞き取れるようになりましたし、ちょっとは発話することができるようになった気がします。トレーニング回数がまだまだ足りていないのかなあ。

でも考えてみると、言葉って何度も何度も同じ言い回しを繰り返し使っていく中で覚えていったような気がします。特に思春期の頃の、流行りの言葉や新しく覚えた言葉なんかはそうやって身につけていった気がします。だからもっと繰り返しこのトレーニングを続けて、この本のレッスンにある言い回しがふっと口をついて出てくるくらいまでやり込む必要があるのかもしれません。ただ、いかんせん飽きてくるんですよね。なんていうか、達成感がなくなってくるんですよね。どんなトレーニングにもありがちなことなんですが、同じやり方で、あと残り三回転させることなんて、できないことはないだろうけど、もっとやりがいを感じながら進めたいんですよ。で、どうしたかというと、

シャドーイングに切り替えてみた。

同じ教材のままで、今度はシャドーイングをやってみることにしたんです。シャドーイングというのは、何も見ずに、聞いた音声を追いかけるように(おいて行かれないように)発生して追いかけていくものなのですが、これがまた、なかなか。

次はシャドーイングについて、もう少し実践したら記事を書いてみたいと思います。

それでは。

 

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