ストックホルム・アーランダ空港からノルウェーエアシャトルに乗る
ストックホルムで一泊し、今回の旅行のいちばんの目的地であるキルナへ向かいます。ストックホルムからキルナへは事前にインターネットでチケットを取ったノルウェーエアシャトル航空を利用します。チケットの購入方法についてはこちら。
事前に送られてきたeチケットの控えはスマホにも保存してありましたし、プリントアウトもしてあったので何も問題ないだろうと思っていました。が、少々問題が。チェックインのやり方がわからない。
ストックホルムアーランダ空港のターミナル4を歩いて、ノルウェーエアシャトルの表示があるところへ行くと、そこにあるのは機械のみ。そう、ノルウェーエアシャトルは、ここでは全て自動チェックイン機での処理になっているようです。で、あったのはこんな機械。
ここで、持ってきた控えに表示されるバーコードを読み込ませるか、手入力で予約番号を入れるとチェックインできます。確か日本語表示にもできた気がしますが、機械によってできないのもあるかもしれません。これは非常に簡単でした。が困ったのはその時に出てきたこちら。すでにキャリーバッグに取り付けた状態ですが。
荷物を預け入れるときに付けるこの長いレシートのようなもの。これも自分でつける必要があります。わからなかったので、セルフサービスバッグドロップ=荷物預所のところにいた係員に尋ねたのですが、このレシートのようなものの裏にも説明書きがあります。控えになる部分を切り取って、持ち手のところに通して剥離紙を一部剥がして取り付ければ問題無し。これを取り付けて、航空会社のセルフバッグドロップ=荷受所のところに行って、荷物をベルトコンベアの上に乗せてバーコードを読み込ませると、自動的に奥へ荷物が運ばれていくようです。しかし私たちはやりかたがわからなかったので、係員がいる荷受所に行ってやってもらいました。この時に、ノルウェーエアシャトル航空のタグに名前を書いて取り付けるように言われたので、近くのテーブルに無造作に置いてあったタグを見つけ、記入して取り付けました。
こうしてあとは保安検査場で荷物検査をして、飛行機に乗るだけです。ここからは国内線ですし、すでにシェンゲン協定内に入った時の審査を受けているので、これだけで飛行機に乗れます。
できるだけ早く手荷物検査を済ませて、中に入っておくのをお勧めします。やはり並ぶということもありますが、比較的安全と思われる場所へ早めに移動してしまいましょう。多くの人が集まる場所は、それだけリスクが高いともいえますからね。
飛行機は定刻通りに出発して定刻通りに到着しました。が、注意しておきたいのはノルウェーエアシャトルはLCCなので、天候不良などによって遅れが発生した時に、保証がないということ。なので利用する際は、無理のない乗り継ぎ等の計画がいいと思います。事実、トロムソからオスロの便に乗った際は、吹雪で二時間ほど出発が遅れました。空港からの電車に間に合いましたが、ホテル到着は大幅に遅れて日付を跨いでしまうことになりました。
その辺のことも今度詳しく書きます。
キルナ到着
キルナに到着すると、空港の小ささに驚きます。何もありません。飛行機がついたら当然歩いて建物の中へ向かいます。
とても小さい空港で、建物入ってから10秒もあれば空港の外に出れてしまう感じです。このローカル感は日本国内だとなかなか感じられるところはないんじゃないかな。あ、調布の空港はちょっと近いかもしれないです。建物内は荷物を受け取る場所と、軽食を取れる小さなカフェのようなスペースと、あとはレンタカーの窓口なのかな? がありました。
キルナ空港で気をつけておくべきは、空港に着いてから空港前で適当にタクシーを捕まえて乗ればいいや、なんて思っていると困ったことになります。タクシーはいませんでした。予約できていると思われるタクシーはたくさんいましたが。タクシーに乗る場合は事前に予約しておく必要があります。でも夏場ならタクシーもあるかもしれないですけどね。
で、キルナに到着する飛行機に合わせてバスが来ているようです。バスの行き先はキルナの街の中心セントラムである「police station」と鉄道の駅である「キルナ駅」に行くようです。police station はただのバス停です。セントラムに一番近いようです。他のバス停がどこなのかはわからないので、とりあえずポリスステーションに行けばなんとかなると思います。私たちもとりあえずポリスステーションに行きました。空港内にはバスの時刻表が貼ってありました。
バスの写真がありませんが、日本でいう一番大きいタイプのバスだと思います。乗車する時に自分でクレジットカードを差し込みピンコードを入力して精算完了。いやあ、便利です。料金は一人110sekでした。
10分から15分くらいでしょうか、ポリスステーションに到着し、バスの運転手にツーリストインフォメーションの位置を教えてもらうも言っていることがよくわからず、迷ってしまいました。Wi-Fiもないし。地図はあったのでそれを頼りに探す事、どれくらいでしょうか。ようやく発見。
Kiruna Folkets hus というところの中の、一階にあります。Kiruna in Swedish Lapland というのがツーリストインフォメーションの名称のようです。大きな町ではないので途方にくれるほど迷う事はないと思いますが、特に冬の時期は寒いので油断せずに場所をしっかり調べておくといいと思います。ちなみにこのKiruna Folkets Hus では無料でWi-Fiが使えました。カウンター横に貼っていあるパスワードを入力して利用する事ができます。
そんなこんなで、この案内所でタクシーの手配までやってもらっちゃって、宿泊ホテルのキャンプリパンまで行く事ができました。運賃は160sekでした。セントラムからキャンパンまでは全然歩いていける距離なのですが、冬は雪で覆い尽くされていて、キャリーバッグを引きずりながら歩くのは無謀かと思います。でかいリュックにまとまっているのなら冬場でも苦なく歩いていけると思います。事実、キルナ滞在中は歩いて中心地セントラムまで歩いてきてました。
次回はキルナ滞在に利用したホテル、キャンプリパンを中心に、キルナについて書こうと思います。
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